2018年度 展開ゼミ

数理統計学演習

最終更新日:2018-03-21

    目標

    • 統計学の基本的な考え方を身につける
    • Rの使い方に習熟する
    • 課題とデータを自分でみつけ、データ解析を行えるようになる

    演習の進め方

    • 一回の授業は二部構成です。
      • 前半は、課題の発表です。
      • 後半は、講義形式で統計手法のチュートリアルを行います。
    • 演習課題の解答は、授業終了時に提出してください。解答を提出すると以下の採点基準に従って得点が付きます。
    • グループ課題が与えられる場合もあります。その場合は、グループ内の平均点がグループメンバーに一律で付きます。

    採点基準

    • レポート50%、オープンキャンパスでの発表50%。
    • レポートを提出すると、下記の基準で点数がつきます。

    レポートの書き方

    • レポートは
      • データの説明
      • 分析のフローチャート
      • 結果
      • 考察
      という構成にして下さい。
    • データの説明には、少なくとも、
      • なぜそのデータを選んだか
      • データの出典
      • データの収集方法
      を含めてください。
    • 分析のフローチャートとは、どのような流れでデータを分析していったかを、第三者にもわかるよう図示したものです。
    • 結果には、計算した統計量の値だけでなく、データを図示してください。
    • 考察とは、結果がもつ意味について説明した部分です。
    • レポートを提出すると、下記の基準で点数がつきます。
      得点D(0点)C(1点)B(2点)A(3点)AA(4点)
      内容未提出フローチャートが書けている結果を出せている考察をしている考察が優れている

    • 図から読み取った傾向を説明することは「結果」に書いて下さい。
    • 「考察」のところに書くのは、「結果」で説明した傾向が、どのような意味を持っているのかについての、あなたの解釈です。結果で示した傾向が生み出される仕組みの推測、と考えてもらっても構いません。
    • 優れた考察に最低限必要なのは
      • 先行研究や別の調査結果との比較
      • 新しい知見の提示
      です。「なるほど、そういう仕組みでこの傾向が生まれているのか!」とレポートを読んでいる人に思わせて下さい。

    オープンキャンパス

    • 今年のオープンキャンパスは7/31と8/1です。
    • 授業で学んだ内容を、オープンキャンパスに来る高校生にわかりやすく説明して下さい。説明には、A0のポスターを使用します。
    • 説明する時間は任意です。ただ、少なくとも両日参加して発表することが、単位取得の最低条件です。