- 授業の目標の説明。
- 授業の流れの説明。
- 成績のつけ方の説明。
2022年度 展開ゼミ
東北大生のためのハローワーク
最終更新日:2022-10-15
- 時間:火曜5限
- 講義形式:ハイブリッド
- 社会の中にどのような職業があるのか、どのような相互作用の関係にあるのか見識を深める
- 社会をさまざまな職業の協力関係として俯瞰する視点を涵養する
- 氏名:田村光平
- 所属:学際科学フロンティア研究所 助教
- 専門:人類学
- 居室:川内キャンパス 文化系合同研究棟 404号室
あなたが将来どんな職業についたとしても、他の職業との関わりをなくすことは不可能だ。向き合う課題は複雑化し、専門や職種が細分化し、個々の組織や職業の力自体は弱まっている現在ではなおさらである。 例えば、東北大学にも公務員となる卒業生が多くいるが、多くの自治体が、少子高齢化やインフラの老朽化といった問題に直面し、財政破綻の危機に瀕している。 この危機を乗り越え地域を維持していくためには、自分が所属する組織の力だけでは不十分である。 また、特に理系学生の進路として大学での研究者も視野に入っていることだろう。 大学が知識生産のハブであろうとしている限り、大学教員のさまざまなアクターのなかだちとしての役割は、今後ますます重視される。 協力のための第一歩は、社会の中のさまざまなアクターがどのような「仕事」をしているかを知ることである。 そのため、この授業では、さまざまな職種の方をお招きし、その業務と、社会の中での役割について語って頂く。 そうすることで、協力のネットワークとして社会を俯瞰する視点の涵養をめざすとともに、受講者のキャリアについても今までと異なる視点から考察できるようになることをめざす。
概要
到達目標
授業担当者:
講義予定
10/4 第1回:ガイダンス
10/11 第2回
- 講師:田村光平
- 紹介する職業:大学教員
- 次回以降の練習。
- 議事録をとることに慣れる。
10/18 第3回:澤浦亮平「人類学分野の学芸員の仕事――発掘から展示まで――」

11/1 第4回:有松唯「考古学者の仕事-グローバルとローカル、過去と現在をつなぐ-」

11/15 第6回:鈴木さち「マルチステークホルダーによる復興と防災:博士課程から国際機関へ」

11/22 第7回:吉田たろう「ITシステム開発の現場」

12/6 第9回:冨松美沙「科学の媒介者 サイエンスコミュニケーターとは?」
