- 授業の目標の説明。
- 授業の流れの説明。
- 成績のつけ方の説明。
第2回までの課題:なし。
2020年度 展開ゼミ
最終更新日:2020-10-01
あなたは「統計」に対して、どのような印象をもっているだろうか?なにか自分には推し量り難い深遠な儀式によってえられた真理のように感じるだろうか?あるいは、自然や社会といった複雑なものが、数字で表現できるわけがない、と疑わしく思うだろうか?統計学は、学術研究のみならず社会のいたるところで使われており、文理を問わず無縁ではいられないものになっている。そんな中で、統計によって得られた結果を神託のごとく崇拝するのも、あるいはあたまから虚飾と決めつけ忌避するのも、どちらも統計とのつきあい方として望ましくない。
本講義では、データ解析の実践を通じ、統計学の基本的な考え方の習得をめざす。とくに可視化とシミュレーションを重視し、初学者や人文・社会科学を専攻する学生も対象に含む。理論の詳細な解説よりも、(学生実験や卒業研究などの)実践で使えるようになることを重視する。データ解析にはプログラミング言語Rを使用する。Rは、無料で使用することができるうえ、初学者にも使いやすい。また、さまざまな解析手法がライブラリとして提供されている。
第2回までの課題:なし。